あの日ウェストハム

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ウェストハムユナイテッド通信簿 GK~DF編 #5

お久しぶりです。1か月ぶりくらいのブログです。

今期のプレミアリーグも終わり、ウェストハムは大型補強の割にはいつも通りの順位に落ち着いてしまいました。今後の移籍情報が気になるところですが、その前に今シーズンのウェストハムに個人的な通信簿をつけていきたいと思います。僕は戦術云々よりもこういう話のほうが好きです(笑)10.0満点で採点させてもらいました。

1.GK

背番号1 ファビアンスキ 9.8

今季、スウォンジーから加入してきた実力派GK。できるだけ長くこのチームに居てほしい。彼が覚醒したらボールはゴールラインを割ることは不可能。プレミアリーグ全体で断トツのセーブ数。ファビアンスキがいなかったらウェストハムは降格していたかもしれません。まさしくチームのスーパーヒーロー。ウェストハムMVPです。

課題:足元の不安定さ。キック精度。簡単にラインを割ってしまう場面も。

 

13 アドリアン 5.5

ウェストハムの守護神は今季スタメンを奪われ、実力は折り紙付きの素晴らしい選手だけに勿体ないシーズンを送ってしまった。しかしファビアンスキの今シーズンの働きを見てしまうとそれもしょうがないように思う。セカンドキーパーとして過ごした今シーズンだが、アドリアンほどの選手がいたからこそのファビアンスキの活躍だっただろう。

課題:特になし

 

2.DF

3  LB アーロン クレスウェル 6.0

シーズン終盤はマスアクにポジションを奪われてしまったが、相方のフェリペアンデルソンの立ち位置に応じたインナーラップ、オーバーラップで左サイドの攻撃に厚みを持たせた。左足のキック精度はすこし落ちてしまったシーズンだが、まだまだウェストハムの第一キッカー。来季残ってくれるなら個人的にうれしい選手。

課題:守備時の判断のミスや不安定さ。相手にサイドに張られると内か外かの攻撃を見誤る場面が見られる。CBの指示が必要。

 

4 CB ファビアン バルブエナ 6.5

ケガで少しの間戦場から離れてしまったが、シーズン序盤や復帰した試合では集中力の高さを90分保つことができた。相手と対峙した時の当たりの強さや読みの鋭さでチームを救い、攻撃面でもDFラインから中盤への縦パスを何度も通した。ただ少し強引にパスを出している場面も見られる。

課題:マークの受け渡しや自身のマークを見失い、裏を取られる場面が多数。

 

5. RB パブロ サバレタ 6.5

年齢による衰えが見えるが、オーバーラップのタイミングや守備での粘り強さは健在。CBとの連携も良く、契約延長もあり、フリデリックスの良い見本になってくれるだろう。ペジェグリーニからの信頼も厚いが、高い位置を取った時の攻撃性能はそんなに高くない。

課題:クロス精度とサイド際での守備対応

 

21. CB  アンジェロ オグボンナ 5.2

今季はディオプやバルブエナのケガやコンディション不良などで出れない試合にスタメンを張ることが多かったシーズン。代わりを務めあげることは出来なかったが、空中戦の強さはチームNo1。特にコーナーキックを合わせるタイミングはドンピシャ。プレミアリーグ随一であろう。たまに見せるロングフィードはアルナウトヴィッチにはまる。

課題:背中のスペースを空ける守備、足元の不安定さ、集中力の欠如

 

23 CB イッサ ディオプ 7.5

今季のスペシャルな選手の一人。序盤は出番がなかったものの、出場してからは毎試合チームを救ってきた。まだ22歳と若手だが、強靭なフィジカルにスピードを持ち合わせる。パスコースを読んだ鋭いインターセプトに、カバー範囲の広さ。SBがつり出されて1対1の場面が作られても冷静に対応した。ボールを保持したときもプレッシャーがなければ、ガンガン前に運んでくれる。将来のプレミアを担う人材だろう。

課題:セットプレー時の守備対応。マークを外されゴールを決められたシーンも。

 

24.RB ライアン フリデリックス 6.0

ウェストハムのスピードスター。ケガで安定したシーズンを送ることは出来なかったが、トップスピードに乗った彼を止めることは難しい。トップスピードに達する速さも非常に早く、攻撃ではオーバーラップ、守備ではギリギリのところでのクリアなど、そのスピードを存分に発揮してくれた。シーズン終盤ではペナルティーエリアまで顔を出し、強烈なシュートを放ちプレミアリーグ初ゴールを得た。

課題:スロースターター。前半20分ぐらいまでかなり集中力を欠くプレーが見られる。

 

26.LB アルトゥール マスアク 6.0

昨季ウェストハムサポの心をつかんだドリブルは今季ではあまり見られなかったが、守備面の課題は少し改善できたようだ。以前よりも粘り強い守備を見せ、高い位置を取ってからの仕掛け、クロスの精度はお見事。サイドチェンジの精度もチーム1である。しかし、この選手がこのチームで活躍するにはもう一皮むける必要がある。

課題:オーバーラップのタイミングの悪さ。中盤がサイドを変えようとしている場面でDFラインから上がってくるタイミングが遅い。味方が生かしにくいポジショニングを取ってしまう場面も見られ、上手く高い位置をとれず、得意のドリブルは影を潜めた。

 

53.RB ベン ジョンソン 5.0 

出場はマンチェスターシティ戦の1試合に留まったが、デビュー戦にしてはかなり上出来な内容であった。しかも主戦場とは逆サイドのLBでの活躍だったので、チームのSBのバックアッパーはこの選手の成長が鍵となる。チーム期待の若手だ。

課題:特になし

 

続く…次回はMF~FW編