あの日ウェストハム

ウェストハムファンが思ったこと書くブログ

今季は!いや…今季も…?#7

プレミアリーグもあと3週間を切りました!
いやー楽しみですねー!
恒例行事かのような素晴らしい補強にウェストハムサポーターだけでなく、プレミアリーグファン多数がウェストハムに注目するシーズンが今季も始まります。

今年はフォルナルスもアラーも来た!ヤルモレンコもウィルシャーも戻ってきた!
やってくれるだろ!ELくらいはなっ!!!
…なっ!……

そうです。昨季のウェストハムは素晴らしい補強を重ねて、期待を寄せて寄せて寄せまくって、シーズンを開幕6連続くらい勝利なし(調べてません)という、なんとも素晴らしい、ウェストハムらしい0点のスタートダッシュでした。
これにより、新加入選手をキラキラとした目で見てた初見さんたちが見当違いだったと見切りをつけられる。そんなクラブです。なので、サポーターはみんなタフで、正直このようなことには慣れっこです。

しかし、これはしょうがないことでもあります。
新しい選手がそのままフィットして活躍できるのは難しいことですし、昨季に関しては怪我人もかなり多かった。それでもシーズン途中からは徐々にフィットし始め、怪我人もちょこちょこ戻ってきて、なんとか10位らへんには選手の質で上がってこれます。

今季に話を戻します。
プレシーズンを見ましたが、デザイン性のないビルドアップに、集中力のないDFライン。まあプレシーズンだから強くいうこともないですが、3試合で7失点ですよ。昨季からの課題は現在進行形のようです。
やる意味あんのか!はよ帰ってフォルナルスとアラーたちと練習しろ!!

プレシーズンは非常に悪い結果でしたが、もういいやと見放すに、もう少し見てみましょう。

こんなウェストハムですが、僕は少しだけ期待しています。上記したようにウェストハムにはデザインされたビルドアップスタイルはありません。

なんとなーくライスが落ちて3バックしたのかなぁ?と思えば、SBが高い位置を取れずに5バックのままビルドアップしてたり。ライン間でパスを貰う動きが少なく、縦方向へのパスが通しづらくなり、横方向へのパスが多くなります。なので前へと攻撃にパワーが出せず、プレスを仕掛けてくる相手には、プレッシャーに負けてしまい、サイドに誘導され、簡単にハメられてしまい、あっという間にロングボールを蹴らされるか、ミスをそのままカットされカウンターで絶体絶命。という場面が多いです。

ライスも3バックの真ん中で
「早くボールを動かせ!」と身振り手振りで指示してやっと逆サイドへと展開できるようなレベルです。
おそらくプレミアの中で1番ビルドアップが下手なんじゃないかと思ってます。

ペジェグリーニはDFラインからショートパスで繋いでいきたいスタイルを目指していると思いますが、今の選手層だと相当な選手たちの努力が必要です。

フォルナルスが入ったとしても、この問題は解決しないでしょう。フォルナルスはそういうところで力を発揮する選手ではないからです。彼は守備を献身的に行う現代的なプレーメーカーで、ラストパスで決定機を演出するだけでなく、自らもどんどん前に出ていって得点に絡んでいく。そういう選手です。ボランチでちょこちょこさせるには勿体ないですし、果たして彼がそのタスクを完璧にこなせるのかも疑問です。

ペジェグリーニは今シーズンもこの問題とぶつかる事は目に見えています。それを踏まえてペジェグリーニは保険として、CFにはターゲットマンの補強を行ったと思います。それが今回はフランクフルトからやってきたアラーです。

アラーはこのビルドアップ問題の解決まではいかずとも、クラブを新たな方向性へと導く手段になり得るかもしれないと僕は思います。

それは、、、

単純なロングボール。

フランクフルト時代のアラーは、DFラインと駆け引きをしながらボールを引き出し、上手くキープしたり、そのままゴールまで行けていました。

さらに、CBからのロングボールも190cmの体格を活かしたヘディングでフリックしてヨビッチやレビッチにチャンスを演出していました。このフリックこそ、このチームの新たな武器になり得るのでは?と考えています。

ヨビッチ役をアントニオ。レビッチ役はフェリペアンデルソンと人材はピカイチの前線を揃えるウェストハムですが、プレー原則の一番手のなるとは思いませんが。てかなったら困る。ペジェグリーニの元、そんな世界線には迷い込みたくないのです。これはあくまで保険です。ダメだったらこっちにシフトする。ただの一手です。

いかかでしたか。僕はこのプレシーズンを見て、正直またガッカリしそうな気もするんですが、皆さんはウェストハムの19-20シーズンはどうなると思いますか?ご意見の方を頂戴したい所存です。それではまた。